西田 章..

弁護士(第一東京弁護士会)で、キャリアコンサルティング&ヘッドハンティングをしています。著書「新・弁護士の就職と転職」(商事法務、2020年)。商事法務ポータルに「弁護士の就職と転職Q&A」を連載中 https://www.shojihomu-portal.jp/gyoukai

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弁護士(第一東京弁護士会)で、キャリアコンサルティング&ヘッドハンティングをしています。著書「新・弁護士の就職と転職」(商事法務、2020年)。商事法務ポータルに「弁護士の就職と転職Q&A」を連載中 https://www.shojihomu-portal.jp/gyoukai

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      新・弁護士の就職と転職――キャリアガイダンス72講

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      弁護士の就職と転職―弁護士ヘッドハンターが語る25の経験則

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      全国 法律事務所ガイド2016

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      ビジネスの現場と法令との間で葛藤&奮闘する企業法務の「中の人」たちが書くnoteを集めたマガジン。「中の人」の定義は広めで。

    • 西田法務研究所通信

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    • 著作等

      過去に公表した著作等を紹介していきます。

    • セミナー/講演等

      過去に登壇したセミナー/講演の資料を掲載していく予定です。

    記事一覧

    備忘録/弁護士の就職と転職/御礼メール

    転職活動中のアソシエイトから、法律事務所訪問後に、「私から御礼メールを出していいですか?」と尋ねられることがあります。 質問の意図は、「紹介業者を介さないで、直…

    西田 章..
    3年前
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    備忘録/弁護士の就職と転職/シニア・アソシエイトの苦悩

    大手法律事務所のアソシエイトからは、彼・彼女らがその年代に特有の悩みを抱えていることを教えてもらいます。 1年生は、司法修習とはまったく違う実務に戸惑って、長時…

    西田 章..
    3年前
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    備忘録/弁護士の就職と転職/二度目の転職相談

    携帯電話に知らない番号からの着信。応答してみると、4年前に事務所の移籍を仲介したアソシエイトからの再度の転職相談の相談でした。 一般論でいえば、 「転職回数は少な…

    西田 章..
    3年前
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    備忘録/「全国 法律事務所ガイド2016」

    昨日、キャリア相談を受けた70期に、「就活で今の事務所をどうやって選んだの?日弁連のひまわり求人?」と尋ねてみたところ、「司法修習生時代に『全国法律事務所ガイド20…

    西田 章..
    3年前
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    備忘録/弁護士の就職と転職/「大手法律事務所に長く勤めていると市場価値が下がる」と脅されるのはなぜか

    大手法律事務所で最先端又は大型案件に従事することは、良い経験であることは確かです。激務に耐えて経験を積み重ねているにもかかわらず、転職エージェントから「年次が上…

    西田 章..
    3年前
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    備忘録/弁護士の就職と転職/大手法律事務所出身者は第二新卒市場で価値が高いか

    法科大学院ができる前は、「司法試験合格者間の平等」は(相当程度に)保たれていたように思います。そもそも合格順位は本人にも知らされていなかったので、あるとすれば、…

    西田 章..
    3年前
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    備忘録/弁護士の就職と転職/御礼メール

    備忘録/弁護士の就職と転職/御礼メール

    転職活動中のアソシエイトから、法律事務所訪問後に、「私から御礼メールを出していいですか?」と尋ねられることがあります。

    質問の意図は、「紹介業者を介さないで、直接に連絡していいですか?」という点にありますが、ぼくが気になるのは、「どんな御礼メールを送るつもりなの?」という点です。

    器用な若手ほど、一流企業を依頼者とする仕事をするようになると、形式だけ「それっぽい」丁寧なメールを書くことにはすぐ

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    備忘録/弁護士の就職と転職/シニア・アソシエイトの苦悩

    備忘録/弁護士の就職と転職/シニア・アソシエイトの苦悩

    大手法律事務所のアソシエイトからは、彼・彼女らがその年代に特有の悩みを抱えていることを教えてもらいます。

    1年生は、司法修習とはまったく違う実務に戸惑って、長時間オフィスに滞在してはいるものの、貢献できている手応えもなく、やりがいも感じられずに、「進路選択のやり直し」のリセットボタンを押したいと考える人が一定割合で存在します。

    それから、(i)徐々に企業法務の仕事の仕方がわかってきて、少しずつ

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    備忘録/弁護士の就職と転職/二度目の転職相談

    備忘録/弁護士の就職と転職/二度目の転職相談

    携帯電話に知らない番号からの着信。応答してみると、4年前に事務所の移籍を仲介したアソシエイトからの再度の転職相談の相談でした。

    一般論でいえば、
    「転職回数は少ない方がいい」
    という考え方が多数説です。実際、転職活動で履歴書を出した時に、採用担当から
    「こんなに転職回数が多い人は、うちに来てもまた辞めるでしょう」
    と言われてしまったら、返す言葉がありません。そういう意味では、
    「転職を繰り返すと

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    備忘録/「全国 法律事務所ガイド2016」

    備忘録/「全国 法律事務所ガイド2016」

    昨日、キャリア相談を受けた70期に、「就活で今の事務所をどうやって選んだの?日弁連のひまわり求人?」と尋ねてみたところ、「司法修習生時代に『全国法律事務所ガイド2016』(商事法務)を見て選びました」との回答が。

    ぼくも、編集委員としてこの本の企画に携わらせてもらった時に、「修習生が就活に役立ててくれたらいいな」と思っていただけに、実際に修習生が使ってくれていた、という事実を知って、ちょっと嬉し

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    備忘録/弁護士の就職と転職/「大手法律事務所に長く勤めていると市場価値が下がる」と脅されるのはなぜか

    備忘録/弁護士の就職と転職/「大手法律事務所に長く勤めていると市場価値が下がる」と脅されるのはなぜか

    大手法律事務所で最先端又は大型案件に従事することは、良い経験であることは確かです。激務に耐えて経験を積み重ねているにもかかわらず、転職エージェントから「年次が上がると市場価値が下がりますよ」なんて言われたら、不愉快になるのも当然です。

    ただ、人材紹介業をしていると、(大手法律事務所に限らずに)「若い人を欲しい」という採用ニーズが最も多いことに気付かされます。これは、「先住民からしてみれば、自分よ

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    備忘録/弁護士の就職と転職/大手法律事務所出身者は第二新卒市場で価値が高いか

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    法科大学院ができる前は、「司法試験合格者間の平等」は(相当程度に)保たれていたように思います。そもそも合格順位は本人にも知らされていなかったので、あるとすれば、ベテランが(基本書もロクに読まずに、予備校の授業だけで合格した)現役生に対して「どうせ丙案だろ」と悪口を言う程度でした(現役生側も「丙案でも早期に受かったほうが勝ち」と開き直ってました)。

    ただ、法科大学院1期生が司法修習を終えて実務に出

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