西田 章..
弁護士(第一東京弁護士会)で、キャリアコンサルティング&ヘッドハンティングをしています。著書「新・弁護士の就職と転職」(商事法務、2020年)。商事法務ポータルに「弁護士の就職と転職Q&A」を連載中
https://www.shojihomu-portal.jp/gyoukai
記事一覧
(備忘録)「クライアントからは評価が高いのにアソシエイトを酷使するパートナーがいる」が意外ではない、という説
日本経済新聞が今年も弁護士ランキングを公表していたが、それを見て、「日々、アソシエイトに酷い仕打ちをしているのに、華々しく評価されているパートナーが許せない。」という愚痴を聞く。
心底、「それは大変だろうなぁ。」とは思うが、「クライアントからの評価が高い」と「アソシエイトに対する要求が厳し過ぎる」というのは、まったく意外ではなく(逆説ではなく)、むしろ、「やっぱり」という順接の関係にあると感じる
(備忘録)「裁判官出身弁護士は、自己の経験を活かすことに無頓着である」という仮説について
弁護士のキャリアに関する雑談で「裁判官出身者は、真面目でピュアで、良い意味でも、悪い意味でも、自分の経験を活かすことに無頓着だよね。」という説を聞く。これは、ぼくのキャリアコンサルタントとしての経験にも符合すると思った。
裁判官出身の転職相談者との面談を振り返ってみると、ぼくが「裁判官経験を活かすならば、訴訟に強い事務所を希望されるんですよね?」と尋ねるのに対して、「いえ、インハウス希望です。」
(備忘録)リーガルテック企業の「第二世代」の候補者をどこに求めるべきか?
リーガルテックは、コロナ禍を通じて、急速な発展を遂げている。そのための採用の相談を受けるのは嬉しいことだが、「誰に声をかけるべきか?」は中々悩ましい。
人材紹介業には、リクルータ(採用側アドバイザー)としての側面と、キャリアコンサルタント(転職希望者側アドバイザー)の側面の二面がある。
リクルータとしての側面からすれば、
― 資質がありそうな候補者に声をかけて、興味や関心を引き出す、
という方