「弁護士の就職と転職」noteメンバーシップ開設の経緯 2 西田 章.. 2023年7月15日 20:58 採用担当パートナー「西田さんが書いていた『商事法務ポータル』の『弁護士の就職と転職Q&A』の連載はもう終わっているの?」西田「すいません、単行本の執筆の作業が忙しくなった時(2020年9月)に休載して以来、そのままになってしまっています。」採用担当パートナー「『新・弁護士の就職と転職』(商事法務、2021年1月)だよね。ポータルの連載をまとめた本だと思ったら、書き下ろしだったんだね。」西田「そうなんですよ。連載の単行本化と思われていることが多いです。出版社の社長ですら、そう誤解していました(笑)」採用担当パートナー「そう言えば、商事法務ポータルのサイトがリニューアルされましたが、西田さんの連載(「弁護士の就職と転職Q&A」)は全文をログインなしで閲覧できるようにしたのですね。」西田「え?そうなんですか?(iPadにて商事法務ポータルの「業界研究」を閲覧して)あ、本当だ。」採用担当パートナー「以前は、『1 問題の所在』と『2 対応指針』のみは誰でも閲覧できるけど、『3 解説』部分は会員登録してログインしなければ読めない設定だったよね。」西田「はい、教えてくださってありがとうございます。せっかくなので、自分のnoteにリンクを貼るようにします。」採用担当パートナー「もうこういうコラムは執筆しないの?」西田「けっこう難しいんですよ。読んでもらいたい層には届かなくて、読んでくれなくてもよい人にばかり見付けられちゃったりして(苦笑)」採用担当パートナー「何か嫌な経験でもしたの?」西田「嫌というわけではないけど、法律事務所側から執筆内容についてお叱りを受けたりもするので(苦笑)」採用担当パートナー「たとえば?」西田「え〜と、わかりやすい例で言えば、たとえば、商事法務ポータルで『不祥事調査ばっかりやっていても市場で評価されない』みたいなことを書いたら(Q78『不祥事の調査経験は人材市場で評価を得られるのか?』(2019年5月20日))、不祥事調査をメイン業務にしている事務所からクレームを受けてしまったことがありました。そして、翌週には、それをフォローする内容の記事を執筆することになったりとか(Q79『では不祥事調査を担当するアソシエイトはどうすれば生き残れるのか?』(2019年5月27日)。)採用担当パートナー「確かに、公開する記事ではネガティブな事情を書くのは難しいそうだね。そういう意味では、商事法務ポータルで、誰でも読める部分と、会員登録後にしか読めない部分を分けていたのも理解できるね。noteでも公開部分と非公開部分を分けて書いてみたら?」西田「転職希望者からの話を聞いていると、現職の不満を聞くことが多いので、ネガティブ情報でも提供できる場所を作れたら、就活生や転職希望者には役立ちそうですね。」採用担当パートナー「それだけでなく、西田さんが扱っているサーチ案件も載せたらいいんじゃない?」西田「う〜ん、それはどうかなぁ。転職希望者から入手する情報は、守秘義務の制約がないけど(ないとっても、もちろん、本人に不利益が及ぶようなことはないようにすることは当然だけど)、採用側からの依頼には守秘義務があるから。」採用担当パートナー「それもケースバイケースじゃない?うちも仮にパートナーを募集するならば、安易に情報を流布してほしくはないけど、第二新卒的にジュニア・アソシエイトを補充する時は幅広く探してもらう方がありがたいし。」西田「なるほど。アイディアをありがとうございました。その方向でnoteでの情報発信を強化してみたいと思います!」 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する 2