西田 章..
キャリアコンサルティング&ヘッドハンティングをしている弁護士。兼職に一橋大学法科大学院教育課程連携協議会構成員(2021年〜)、社外役員(靴のメーカー(リーガルコーポレーション社外監査役(2023年〜))や投資・金融サービス業(小林洋行取締役(監査等委員(2017年〜))
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柴田堅太郎・中田裕人『カーブアウトM&Aの法務』(中央経済社)を読むことが、大手法律事務所等への就活準備(ディールロイヤーとしての適性についての自己分析を含む)の定番本になるだろうと思った話
予備試験合格者から「企業法務系事務所への就活に向けて何をしたらいいですか?」とか、大手法律事務所の内定を得ている司法修習生から「裁判所から誘われているが、自分が裁判官と企業法務弁護士のどちらに向いているかをどうやって判断すればよいか?」という相談を受けることがある。 これまでは、相談者の関心に即して、ケースバイケースでコメントを考えていたが、今後は、しばらく、「とりあえず、『ストーリーで理解するカーブアウトM&Aの法務』を読んでみたら」というアドバイスを繰り返すことになりそ
「インハウス弁護士の役割は『複数の外部事務所から相見積もりを取ってリーガルフィーを引き下げて予算を節約すること』にあるわけではなく、優秀な外部弁護士との間で『いざという時』には無理を聞いてもらえるような友好な関係を維持することにある」と考えさせられた話
経営法友会で「インハウスロイヤーのキャリアプラン」というインタビュー企画を担当させてもらった。 会報(2022年11月号)には、その感想文を掲載させてもらったが、インタビューを通じて、ひとつ、強く印象に残ったコメントを会報には載せなかった。それは、野尻裕明弁護士(日本たばこ産業/JT)へのインタビューで聞かれた、次の言葉である。 野尻弁護士のコメントを、私の理解した言葉で説明させていただくと、 ・ 社内弁護士自身も『これは無理なお願いだなぁ』と感じながらも、外部事務所にそ