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Huluの法務部長に、「エンタメロイヤーの仕事の面白さ」と共に、「外部事務所の指導を受けながら修行を積む」という社内弁護士の成長モデルを教えられた話
前回記事に書いたとおり、「もし、自分がジュニア・アソシエイトからやり直すとして、エンタテイメント法の専門家を目指す場合」という設定の下で、日本テレビ系の動画サイトHuluの運営会社(HJホールディングス株式会社)の法務部長にアポイントを取って話を聞きに行ってきた。 HJホールディングスの法務部長は、経済産業省においてコンテンツ産業を所管する部署において、およそ5年の任期を全うした上で、Huluの社内弁護士へと転身をした中本緑吾弁護士(64期)である。経産省任期中に業界の知見

エンタメ法務に興味を抱いて、Huluの法務部の求人情報を読み始めたら、エンタメロイヤー志望者に優れた職業機会を提供するものに思えてきた話
今、手許には、内藤篤弁護士の「エンタテイメント契約法(改訂版)」(商事法務、2007年)がある。我が家の三男(中学生)が、夏休みの宿題であるペーパーで「映画/アニメ業界」をテーマに選んだことから、映画やアニメに関わる法律書を依頼されて、「エンタメ法と言えば、内藤篤先生でしょ!」と思って、amazonで購入したものだ。 三男の学校が始まり、家に残された本を手に取ってみた。恥ずかしながら、内藤先生のご著書を開くのはこれが初めてだ(だから、第3版(2012年)の存在を知らずに、改

「多数の選択肢を慎重に比較検討すれば、最善のキャリア選択に近付くことができる」という考え方に疑問を抱いた話(多数の選択肢の比較は、説明責任を尽くすことには役立っても、『一番大事なことは何か?』を見失わせる危険があるかもしれないと感じた話)
人材紹介業者には、2つの側面がある。採用側に候補者を紹介する「リクルータ」としての側面と、相談者側に適切な転職先を提案する「キャリア・アドバイザー」としての側面である。 まず、「リクルータ」としての側面においては、「できるだけ多数の候補者を提示する」ことが「是」とされている。採用担当者としては、上司に対して「なぜ、この候補者が採用に値するのか?」を説明する際に、他の候補者よりも相対的に優れていることがその理由となり比較した候補者の数が多いほど、理由の合理性が補強されていくか

【終了】【アルバイト募集(2次)】「就活マニュアル2024(仮称)」作成プロジェクト〜法律事務所の内定取得ノウハウをシェアしてくれませんか?〜
この度は、アルバイト募集への多数のお問合せと応募をありがとうございました。その結果、「個別インタビューに応じることはできるが、グループディスカッションへの参加は難しい」という声が多いことに気付かされました。 そこで、二次募集においては、以下のとおり、1名ずつ30分のインタビューにご協力いただける方を応募させていただきます(謝礼は一次募集と同様(1万円)です)。 会場へのアクセスについては、以下をご参照下さい。 ビジネスエアポート田町(日程A、B) ビジネスエアポート日