西田 章..

キャリアコンサルティング&ヘッドハンティングをしている弁護士。兼職に一橋大学法科大学院教育課程連携協議会構成員(2021年〜)、社外役員(靴のメーカー(リーガルコーポレーション社外監査役(2023年〜))や投資・金融サービス業(小林洋行取締役(監査等委員(2017年〜))

西田 章..

キャリアコンサルティング&ヘッドハンティングをしている弁護士。兼職に一橋大学法科大学院教育課程連携協議会構成員(2021年〜)、社外役員(靴のメーカー(リーガルコーポレーション社外監査役(2023年〜))や投資・金融サービス業(小林洋行取締役(監査等委員(2017年〜))

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弁護士のキャリアコンサルタントが、法律事務所や企業法務部門の採用ニーズや職場環境についての情報を共有するためのニュースレターです。メンバーシップ形態を採用することにより、公開情報だけでなく非公開情報も、職場のポジティブ要因だけでなく、ネガティブ要因も含めて発信していきたいと考えています。想定する読者は、弁護士、司法修習生(予定者含む)及び予備試験合格者等です。週に1回の定期通信と、オーナーが依頼されているサーチ案件についても、随時、紹介していきたいと思っています(どこまで具体的な情報を記載できるかは案件毎に異なります)。

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    過去に公表した著作等を紹介していきます。

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    過去に登壇したセミナー/講演の資料を掲載していく予定です。

記事一覧

法律事務所の就活では「リーダーシップ」よりも「メンタルの強さ」をアピールする方が良いと思う理由

「大手法律事務所は『所内競争』が重要で、中小法律事務所は『対外的競争』が重要」と言われる理由

法律事務所の面接の質疑で「先生はなぜこの事務所を選ばれたのですか?」と尋ねるのは愚かだと思うけど、良問としての機能する場面も

大手法律事務所への就職は「寄らば大樹」というよりも「捨てる神あれば」という感覚かな

法律事務所への就活で「日本企業の海外進出支援業務に興味がある」と答える際の留意点

大手法律事務所への就職は、「大は小を兼ねる」感覚で選択してもよいか?

法律事務所の就活では「リーダーシップ」よりも「メンタルの強さ」をアピールする方が良いと思う理由

2012年に発売された「採用基準」という本は、当時、ベストセラーになり、私もそのタイトルに惹かれて買った。読んでみると、マッキンゼーの採用マネージャーを12年務めた伊賀泰代さんが、そのご経験に基づいて「リーダーシップこそコンサルタントにとって最も重要なスキルです」と語られているのはとても説得力があり、「良い本だな〜」と思った。 ただ、「これが法律事務所の就活に当てはまるか?」と言えば、「法律事務所はそこを見てないかな〜」とも思った。だから、自分の本でも「企業法務系事務所の新

「大手法律事務所は『所内競争』が重要で、中小法律事務所は『対外的競争』が重要」と言われる理由

司法試験受験生に対して、大手法律事務所で働くことの大変さを指摘すると、 「だったら、中小事務所のほうがいいんですか?」 と言われるし、かといって、中小事務所で働くのも大変だと指摘すると、 「なら、やっぱり大手事務所のほうがいいんですか?」 と言われてしまう。 「大変さ」の質が違うことを整理した例としては、 ― 大手事務所は、所内競争に勝ち残るのが大変で、 ― 中小事務所は、対外的競争に生き残るのが大変、 という言い方がある。 大手事務所の特徴として、 ― 新卒採用人数が多

法律事務所の面接の質疑で「先生はなぜこの事務所を選ばれたのですか?」と尋ねるのは愚かだと思うけど、良問としての機能する場面も

法律事務所への訪問において「何か質問はありますか?」と言われた就活生の中には、面接官である弁護士に対して「先生はなぜこの事務所を選ばれたんですか?」と尋ねる人がいる。 私は、この種類の質問を愚かだと思っていた。面接官がパートナーであれば、彼・彼女らが就活したのは、もう10年以上前のことであり、業務分野の流行も変化しているし、事務所の規模も、パートナーへの昇進しやすさも今とは異なっている。また、アソシエイトであっても、「応募者に対して当事務所への関心を維持してもらう」という任

大手法律事務所への就職は「寄らば大樹」というよりも「捨てる神あれば」という感覚かな

「noteでの記事は商事法務ポータルでの連載の焼き直しですね」というご指摘をいただきながらも、敢えて、それを繰り返して、今回は「就活は『寄らば大樹の陰』が無難なのか?」(2017年6月26日)の再掲。 要するに、 ・ プロフェッショナルファームは(会社のように解雇権が制限されているわけではないので)パフォーマンスが悪いアソシエイトは切られざるを得ない。 ・ 大手法律事務所のほうが、毎年、優秀な新人が大量に入ってくるので、パッとしないアソシエイトは、年次が上がるほどに「優秀な

法律事務所への就活で「日本企業の海外進出支援業務に興味がある」と答える際の留意点

法律事務所への就活では、古くから、 「どんな分野に興味があるの?」 という問いへの回答を用意しておくことが基本とされてきた。 模範回答のひとつは、 ― 個人的に特に興味があるのは●●法なので、その分野の仕事があれば、ぜひ関与したい。 ― もっとも、弁護士として一通りの案件は扱えるようになりたいとも思うので、●●法に限らず、どんな仕事でもご縁があれば精一杯取り組みたい。 という二段階コメントである。 かつては、この「●●法」の部分は、選択科目から、 ― 知的財産法(文系知財

大手法律事務所への就職は、「大は小を兼ねる」感覚で選択してもよいか?

企業への就活において、総合商社を志望する際に、 ― まだ業界を絞りきれないため、多様な事業を展開している総合商社に入っておきたい、 というのは理解できる。 しかし、その感覚を、法律事務所への就活にも持ち込んで、 ― まだ、専門法分野を絞りきれないため、多様な法分野をカバーしている大手事務所に入っておきたい、 と考える就活生に対しては、「ちょっと待ったほうがいい」と言いたくなる。 法律事務所においては、 ― 事務所がカバーする業務分野が広い、 という点と、 ― そこに就職し